まだまだ先の話のようで、あっという間に来てしまいそうな老後の生活。
先日、「老いて住みやすい街」ランキングの記事を見て
自分は老後どんなところに住みたいのか考えてみました。
関東・関西「老いて住みやすい街」ランキングhttps://t.co/2gudEv9mSG— PRESIDENT Online (@Pre_Online) 2016年8月24日
リタイア後、どんな場所に住めば幸せだろうか。街を歩き、店に立ち寄り、少々の自然も感じられる──。建前を捨て、本音のいい街をご紹介。
この統計によると、「老いて住みやすい街」は交通の便が良い都市部が多いですね。
住みやすいと感じる街
共同体に帰属している
会社員は定年退職で会社という共同体から卒業する。行き場を失い茫然自失する人も多いというが、人と人とがつながりやすい街なら安心だ。
年をとってから新しく知り合いや友人を作る機会ってどんどん減っていきます。
地域のボランティア活動や公民館の行事などにも気軽に参加できるような街だと
年をとってからも新しい友人が増えるかもしれません。
また、ちょっとそこまで散歩に行ったとき、
近くの公園でいつも出会う人と、何気ない会話を楽しんだりできる
そんな場所があるのは、それだけでもうれしく感じるのではないでしょうか。
人はひとりでは生きられないと良くいわれますが、
年をとってからはなおのこと、人と人との絆の大切さを感じるようになってきます。
人との出会いが持てる場所があって、絆も作りやすいような街に住めることは
精神的にも安心できるはずです。
歩ける
高齢になると視力が低下するし反射神経が鈍くなり、車の運転が難しくなる。また、若いうちからいつも歩いていないと、足腰の衰えも早い。歩きやすい街であるかどうかは、老後の暮らしを考えるうえで欠かせない要素だ。
車の運転もいつまでできるかわかりません。
運転できなくなったときに、子供が近くに住んでいるともわからないし、
仮に住んでいたとしても、そうそう子供に頼っていることはできませんしね。
それに動けるうちはなるべく自分で行きたいところには移動したいものです。
そんなときに、徒歩圏内に病院や買い物ができる場所があることは助かります。
バス停や駅などが近くにあるのもうれしいです。
歩道が整っていたり、坂道が多くないような場所であることも、
年をとってからのことを考えると、場所選びのポイントになりますね。
ロマンスがある
デートするのは若者だけじゃない。高齢の方も夫婦でデートしたほうが生活に潤いがあって素敵です。日々の生活で刺激を受けながら『若返る』ことも、中高年以上の熟年夫婦にとって大切な要素でしょう
老後に夫と一緒にしてみたいことは、以前一緒にやっていたカフェめぐりです。
おいしいコーヒーのお店をあちこち探すのが好きでした。
あとはお芝居を一緒に観にいったり、何かのコンサートを観に行ったり。
そういった施設が身近な場所にあるといいなと思います。
実家の母が、毎月１回お友達とカフェに集まっておしゃべり会をしているのですが、
同世代のお友達同士、健康確認もしながら楽しく集まっている様子を見聞きすると
これは自分の老後にも必要なことだなと感じています。
夫婦で出かけるだけでなく、女友達と時々集まっておしゃべりできるような
ちょっと洒落たカフェなどが近くにあると、楽しみが増えるのではないでしょうか。
まとめ
老いてからも住みやすい街は
徒歩圏内にさまざまな施設が揃っていること、人の密度が高くて新たな人間関係を築きやすいことなどが要因として考えられます。
子供が巣立って夫婦ふたりきり、または老後おひとりさまになったときに
自分はどんなところに住みたいか考えてみました。
老後は田舎に住んでスローライフを楽しみたいという人も多いですが、
わたしはどちらかというと田舎でのんびり暮らすより
ちょっと都会であれこれ参加しながらやっていくのが好きですね。
以前実家の父が入院して、母一人で父の面倒を見ていたときがありましたが、
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その時のことを思い出してみても、やはりある程度の人口があって、
お店や交通の便も、それなりに整っているところがいいなと思います。
若いころは自然の多い田舎に住むことに憧れていたこともあります。
でも今はもうそういう憧れはなくなりました。
田舎は自然も多く良いところもたくさんありますが
地縁、血縁の絆の強さや、地域独特の文化や風習の違い等々
いろいろと難しい面も多々あると、実際に住んでみて感じました。
とはいえ、難しいと感じるのは
結局は自分の心持ちしだいなのかもしれませんけどね。
わが家は今賃貸なので、いつかはここから引っ越す予定です。
子供たちの進学を機に引っ越すのかどうか思案中なのですが、
老いて住みやすい街のリストも参考に、自分たちが住みやすい場所を探していけたら
いいなと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた
