親が片づけ上手だったら、子供も片づけ上手なんだろうなって思いませんか。
そういうご家庭も、きっとたくさんあることでしょうね。
夫もわたしも、実家は大のキレイ好きで片づけ上手。
でも、わが家はいつまでたっても片づかない家。
これは一体どうしたことなのでしょうね。(泣)
整理整頓された家で育ちました
わたしの実家は、子どもの頃からいつもキレイに部屋が片づいている家でした。
特に父の部屋にある物は、お店の棚に陳列されている品物のように、ひとつひとつがキレイに整頓されて片づけられています。
モノが少ないというわけではありません。
DIYが好きなので、工具や細かいねじ類などもたくさんありました。
いつも整理整頓されているので、何がどこにあるかすぐにわかります。
時おり父の部屋から何かを借りて、元に戻すときに数ミリでも場所がずれていると、「誰か使っただろ」と、すぐにバレてしまうのでした。
母はわたしが小さいころ、習い事の教室を自宅で開いていました。
常に人の出入りがある家だったので、努めてキレイにしていましたよ。
季節の花なども、こまめに飾ったりしてね。
うちの実家よりもっとすごいのが、夫の実家です。
リビングなんて、もう雑誌に出てくるような素敵なお部屋だったんですよ。
今流行りの北欧風のおうちな感じ。
亡き義母は、もともとキレイ好きな上に、パートでインテリア関係の仕事や家事代行のようなこともやっていたので、片づけのプロのような方でした。
こちらの家も、モノが少ないというわけでもなく、上手に工夫して整頓されていました。
こんな片づけ上手な家に育ったわたしたちが、一緒に暮らすようになったら、さぞかし家の中はキレイだろうと思われそうですね。
それがね~、全然違うのですよ。
いつまでたっても片づかない家なのです。(泣)
こうしてモノが増えました
結婚してから引っ越しを何度かしていますが、その度にモノが増えて、行き場がどんどんなくなって行きました。
引っ越しすると、それを機にモノを捨てる人も多いのではないでしょうか。
わが家の場合は、引っ越しの度に、持って来たモノが片づかないうちに、また次から次へとモノが増えていった感じ。
引っ越してから、何年も開けないで、そのままにしてあった段ボールもいくつもありましたよ。
心の状態が部屋に映し出される
片づけと心の問題は関係があるとも言われています。
積もり積もった心のゴミが処分されないまま放置されている様子は、外の世界にも反映されているとのこと。
最初に心のお掃除に取り掛からないと、いくら外の世界を片づけても、すぐに元に戻ってしまうのかもしれませんね。
わたしが本格的にこの家の片づけに取り組み始めたのは、約1年前のこと。
まだまだ部屋の中にはガラクタがたくさんありますが、それでも以前に比べると、だいぶ量は減りました。
この片づけを始める前は、自称プチうつ でね。 (苦笑)
とにかく何もする気にならず、毎日家でくすぶっていたのですよ。
ブログをまた書き始めて、日々の出来事や思いなどを書き綴っているうちに、少しずつ心のゴミも取り除かれていくようでもありました。
小さなはけ口がやっと見つかって、心のゴミもチョロチョロ流れていったのでしょうか。
それと同時に部屋の中も少しずつ片づきはじめて、今では外に出て働こうと思うくらい元気になりました。
これは、自分にとってはすごいことなのです。(笑)
家がなかなか思うように片づかなかったのは、いつまでたっても慣れないこの土地での生活や、夫源病、経済的なことなどなど、いろんなことを抱えつつも、その都度きちんと問題に向き合って来なかったからかもしれません。
ただただ自分の中にため込んで、いつか消えてなくなるのを待っていただけ。
ゴミは自分から捨てに行かないと、いつまでたってもなくならないのにね。(苦笑)
心のガラクタこそが家庭の中のすべてのガラクタの根源だったのです。
心の中の混乱は身のまわりの環境の中でそれを再現します。
あなたの家庭と人生は、心の中の状態をそっくりそのまま映し出しているのです。
心の中が混沌としているなら、家の中も混沌として生活は乱れます。
心の中が平和なら、家の中は暮らしていて喜びを感じるものになり、生活は快適になります。
~心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ~より引用
片づけの魔法
ガラクタを整理していると、「なんでこんなに溜め込んでしまったのか」、ふと理由が思い浮かぶことがあります。
わたしがガラクタを溜め込んでしまっていたのは、きっといろんなことを心配しすぎていたから。
特に、未来のことに対しての不安 が大きかったんだと思います。
これからわたしはどうなってしまうのかな って。
「未来のことなんて、誰にもわからないのだから、とりあえず今に集中しよう」と思うようになってから、いろんなことが吹っ切れて、気持ちも楽になりましたよ。
そして今まで捨てられなかったガラクタも、たくさん捨てることができました。
おまけになんだか最近は、思考が現実化 してきている気もするし、片づけの魔法 ってホントにあるんじゃないかと感じている今日このごろです。
まとめ
わたしはミニマリストになりたいわけではないので、ギリギリまでモノを減らすことは目指していません。
家族が心地良く暮らせる空間つくりと、いつ人が来ても「入って、入って」って言えるような、片づいた家にするのが当面の目標です。
心の中のグチャグチャが整理されてくると、外の世界も自然と片づいていくのは、ホント面白い現象です。
面白いことって、もっと見てみたくなりませんか?
続きはどんなことが起きるのか楽しみにしながら、まだまだ片づけも続けていきたいと思います。
ガラクタを見極めるのに参考になった一冊です。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた