思春期の子どもたちは、時に不可解なことがありますね。
わが家の子どもたちの反抗期は
小学校高学年から中1くらいがピークでした。
ある日突然
ある日突然変わりましたね。ホント突然。
何があったのか驚くくらい変になりました。
口の利き方からしても
「えっ?何?今の?何て言った?」なんて
耳を疑うような言葉を発していることもしばしば。
特にうちは子供たちの年が近いこともあり
子供1号と子供2号のきょうだいげんかもすごかったんです。
親に対する反抗より、こっちのきょうだいげんかの方が
強烈だったかもしれません。
そして理想の家族像がある夫が、けんかの仲裁に割り込むと
余計に話がこじれて、終始のつかない大混乱に発展することも度々でした。
わたしたちも子育てするのは初めてですから
思春期は反抗期があるとは話に聞いていても
実際にわが子の態度がある日突然豹変したら
それはそれは驚きます。
きっと予兆はあったのでしょうけど、
災害と同じで、子育てもいつどうなるのかわからないものですね。
わかっているけど…
思春期の子どもたちは
体の変化があったり、学校や友達との関係で悩み事も多かったりと
子供なりに大変な時期なのはわかります。
わかっていても
子供が急に生意気な口をきいてきたりすると
時にはかなりカチンと来ることがあるんです。
そこで一緒になって子供に言い返していると
結局は火に油を注ぐことになってしまいます。
それもわかっているんですけどね…
思春期の子供たちとどう向き合っていけばいいのか
心配してかけたと思った言葉が、逆にうざいと思われたり
ちょっときつくしかったりすると、なぜが妙に落ち込んでいたり…。
話を聞きたくても、話してくれないこともあるし
無理に聞こうとすると、怒ってどこかへ行ってしまったりね。
うちだけこうなのかな?なんて心配になってしまったり。
大塚隆司さん著の思春期の子が待っている親のひと言 では
子どもと対立したときに
親がやってはいけない5つのポイントについて書かれています。
1.理屈で説明する
2.力を使う
3.子どもをコントロールする
4.子どもの気持ちを無視する
5.子どもをできない存在とする
長年塾の講師をしてきた大塚隆司さんが、
思春期の子どもたちとどう対応してきたのか
実際の例をあげて語られています。
10代の子は
「大人のアドバイスはもらったけれども、
やっぱり自分で考えた」と感じたとき、
自信ややる気を伸ばしていけます。
「なるほど~、こういう場面ではこんな風に接してみればいいのね。」
と参考になる例がたくさんありました。
どこの親も悩んでいることは同じなんですね。
反抗期はおさまりましたが
わが家の子どもたちは、一時期に比べて
だいぶ思春期的反抗も収まりました。
一番下の子がまだくすぶってはいますが…。(笑)
高校入学後は、何だか子どもの意識が変わって
来た感じです。
高校受験を乗り越えたことでホッとしたのと
自分でもそろそろ大人の仲間入りと
自覚し始めているのかもしれませんね。
時が解決?
子ども1号と子ども2号のきょうだいげんかも
気がつくと、以前のようではなくなりました。
たまにケンカすることはありますけど、
なんかね、仲良くなっていますよ、最近は。(笑)
学校の話をしたり、Lineで何かやりとりしたりもしていて
幼稚園ごろの仲良しきょうだいに戻った感じで
微笑ましいくらいです。
時がくると、思春期の反抗も
自然となくなってくるものなんですね。
うちだけかな?
とはいえ、まだまだ親子でぶつかり合うこともありますから
思春期の子が待っている親のひと言 も参考にしながら
コミュニケーションを取り続けていきたいと思います。
まとめ
最近、大学受験を控えた一番上の子に
「お母さん、自分はあの時、お母さんにこんなふうに言われて
とっても嫌だったんだよ。結構心を痛めていたんだから。」
「お母さんは、こういうところがあるから止めた方がいいよ。
〇〇(下の子)にも、そういうことは言わない方がいいと思う。」
なんて言われました。(゚Д゚;)
大人になりましたね~、うちの子も。
それと同時に、
「そうだったんだ~。わかったよ。」と
反論せずに、素直に自分の非を認められた自分のことも
親として少しは成長したのかな?なんて思ったりして。(笑)
親子関係もホントおもしろいですね。
まだまだわたしも成長中ってことで…。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた
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