あと10年もすればアラ還、そして20年もすれば
アラセブへと、歳を重ねていきます。
老後の生活のことを考えるとともに
どんなおばあさんになりたいのか
今からイメージ作りをしておくのもいいかもしれませんね。
こんなおばあさんになりたい
わたしがなりたい理想のおばあさんは
いい顔のおばあさんです。
歳を重ねるにつれ、その人の暮らしや人生観のようなものが
顔によく出てくると思いませんか。
歳はとっていても、しわの数が多くても
表情がとても豊で明るい人っていますよね。
そんないい顔のおばあさんになるのが目標です。
年配で素敵だな、と思う時、その人はたいてい、
ポリシーをもって人生を歩んできた人である場合が多い。
考えてきたこと、行動してきたことが、顔のシワひとつひとつを
つくりあげてきたといったらいいのだろうか。経歴など聞かなくても、
一目見ただけでわかる。
松原 惇子さん著の「素敵なおばあさんになりたい 」でもこう書かれています。
わたしの理想とする人
わたしには今年94歳になる理想のおばあさんがいます。
学生時代に下宿先でお世話になった大家さんです。
わたしの茶道の先生でもありました。
卒業後も時おりご自宅を訪ねたり
年賀状のやりとりも毎年欠かさず行っています。
大家さんは、おととしまで一人暮らしをしていましたが、
腰を痛めて一人で生活するのが不自由になったため、
今は親戚宅に近い老人ホームに移って生活しています。
今年の春に、同じ下宿で一緒だった友人と
この大家さんに会いに行ってきました。
94歳になった今でもお元気で
階段の上り下りもスムーズにこなすお姿を見て
わたしたちの方が励まされた感じでした。
定年後も趣味が豊富
この大家さんは、わたしたちが下宿したころから
一人暮らしをされていましたが、趣味が豊富で、
定年後からも新しく色々なことを始めていました。
64歳からテニススクールに入ってテニスを始めたり
先進国より発展途上国を旅するのが好きで
当時のトルコや東南アジアの国々を年に何度か訪問していました。
定年前から続けていた茶道については、資格も取り
わたしたち下宿生のために茶道教室を開いてくださったり、
書道や詩吟の腕前もなかなかのものでした。
下宿しているときは、
生活面について厳しいところがあって
ちょっと怖いおばさんではあったのですが、
歳をとるごとに丸くなっていった感じで、
今ではホントにかわいらしいおばあちゃんです。
中年から始めた運動を続ける
90歳を過ぎたいまでも、杖なしで
一人で歩けるのは、日ごろから体を動かしていた
からだとおっしゃっていました。
特に60歳を過ぎてから、健康のために始めた
軽い運動を続けてきたことが良かったのかもしれない
ともおっしゃっていました。
教養は廃れない
若いころはきっと才女だったに違いない大家さん。
変化の激しい時代をいくつも乗り越えてきた様子を
歴史的な背景とともに、ご自身の体験を踏まえながら
いろいろお話しして下さいました。
わたしがおばあちゃんになったとき
この大家さんのようになれるとは思いませんが、
心の片隅ではいつでも
大家さんのことを思い出して元気づけられるのだろう
と思います。
自分らしく、素直にやりたいことをやり切った感のある
そんな素敵なおばあちゃんです。
出逢いは不思議
人の出逢いってホント不思議ですよね。
そして出逢った人との関係が
どこでどんな風に結びついていくのかも…。
その時はわからないものですが、
必ずわかる時が来るものなんだと思います。
わたしがおばあさんになったとき
わたしが語る何かは、誰かの役に立つのかな?(笑)
まとめ
50歳は老いへのスタートラインに立ったばかり。
まだまだピヨピヨちゃんですよ。(*´▽`*)
新しいステージで新しいことを学びながら
新しい自分も作っていきましょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた