20代、30代のころは、「50才になるってものすごく歳をとること」だって思っていました。
しわや白髪もどんどん増えて、見た目も見るからにオバサンって感じになるのだろうなって。
でも、50才に近づくにつれて、このイメージはどんどん変わっていったのです。
もう50才?
でも、50才と言われても、いまだにピンと来ないというか、「まさか自分が50才だなんて」信じられないのです。
若いころより体力が落ちていたり、肌の色つやもなくなっているのはわかります。
でも、精神年齢が50才に追いついていないというか、「こんなわたしが50才でいいの?」という感じなんですよね。
先日、同い年の元同僚とFBでやりとりしていたとき、「わたしたちって今年で半世紀なのよね」というメッセージが送られてきました。
半世紀…。何だかものすごい重みを感じました。
半世紀も生きてきたなんて、すごいことだと思いませんか?
他人事のようですけど、自分のことでもあるのです。ホントびっくり。
親が50才だったころ
わたしの両親が、いまのわたしと同じ年の頃は、何をしていたのか想い出してみました。
父はちょうど心臓の持病が悪化し、入退院を繰り返していました。
「50才を過ぎると、こうやってわたしも病気になるのかな?」なんて、ちょっと不安に思っていたものでした。
母が50才のころは、まだ会社勤めをしていました。
このころは父の体調も落ち着いていたので、社内旅行やら何やらと、あちこちでかけていた様子を覚えています。
子どもや家族の心配をすることもなく、好き勝手にやっているって感じでした。(笑)
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第二の青春が始まる予感
一年くらい前から、なぜか50才になったら素敵なことがたくさん起こるような感じがしているのです。
・活力がみなぎる
・動きたい
・鎖から外れる
・夢みる乙女
こんな感じのことばが、頭の中をグルグル回っています。(笑)
50才になったら、身も心もどんどん上昇していくんじゃないかな。(笑)
だって、老後の不安ばかり考えて毎日を過ごすより、残りの人生を楽しく過ごしていきたいじゃないですか!
40代のわたしは、暗~い、暗~い日々を過ごしていました。
不安と後悔と失望の毎日。
自称プチうつ病や夫源病も経験した、暗黒の10年でした。
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もうあんな10年、まっぴらごめんです!
子どもたちも大きくなり、一人は無事に巣立ちました。
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これからは、家族のためだけに費やしてきた時間を、少しずつ自分にも注いでいくことができるはずなのです。
せっかくこの世に生まれてきたのですから、自分のためにも生きなきゃね。
残りの人生はあと10年なのか、20年なのか、30年なのか
自分が今まで生きてきた年数より、少ない数になる確率は高いでしょう。
だからこそ、大事に時間を過ごしていきたいと思うのです。
50才になる3年間をはさんだ岸本さんのエッセイです。
「わたしもこんな素敵な50代になりたいな」なんて、読みながら思いました。
五十になるって、なあんてことはなかったわね
ホントその通り。(笑)
なあんてことはないんです、50才なんて。
でも、「50代は楽しみな年代」になることは、間違いないでしょうね、きっと。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた