小さいころ、祖母の家に行くと、必ずといっていいほど、お茶の時間には、ほうじ茶が出てきました。
祖母は緑茶より、ほうじ茶を好んで飲んでいました。
だからわたしにとってほうじ茶は、ホッとするおばあちゃんの味。
そんなほうじ茶が、最近巷ではなぜかブームになっていますね。
ほうじ茶ラテとか、ほうじ茶アイス、ほうじ茶プリン、ほうじ茶の香水なんていうのもあるそうです。
「なぜほうじ茶?」って感じもしますが、実はほうじ茶には、色々な効能があったのですね。
ほうじ茶のひみつ
ほうじ茶って、飲むとなんだかホットした気分になりませんか。
そして、香ばしいあの香りをかぐと、安心できるような感じもします。
実はほうじ茶には、香りをかぐだけで、脳がリラックスする効果があるそうです。
カフェインも他のお茶に比べると、とても少ないので、病院などの食後のお茶にも、ほうじ茶が出されることが多いとのこと。
あの香ばしくあっさりした味は、お年寄りから子供まで、好まれるのではないでしょうか。
そしてほうじ茶には、なんと殺菌作用もあるそうです。
ほうじ茶に含まれるカテキンが、風邪や虫歯の予防にも役立つのです。
おうちでほうじ茶ラテ
スタバのほうじ茶ラテって飲んだことありますか?
「ほうじ茶をラテにするって一体どういうこと?おいしいの?」ってちょっと気になりました。
以前は上の子と、月に一度は学校帰りにスタバに寄っていたのですが、もう子供は東京へ行ってしまったので、この恒例行事はなくなってしまいました。(泣)
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スタバへ一人で行く機会もないので、おうちで作ってみましたよ。
<ほうじ茶ラテの作り方>
まずはカップにほうじ茶のパックと、お湯をカップ1/3くらい入れます。
ほうじ茶は、おうちにあったトップバリューのものを使いました。
その後に温めたミルクを2/3くらい注ぎ、しばらく蒸らします。
そして、お砂糖を少々入れて、生クリームを上にのせれば出来上がり。
おぉ~、ほうじ茶ラテってこんな感じなのか~。
なかなかおいしいのではないでしょうか。
ほうじ茶ラテって言われなければ、たぶんちょっと濃いめのミルクティーとかチャイティーって答えてしまうかもしれません。
そのまさか!がおいしい
ほうじ茶がミルクや砂糖と合うとは驚きです。
その昔、知人のアメリカ人宅を訪問したときのこと。
奥様がいろんな国のお茶を集めていて、その中にもほうじ茶がありました。
そしてそのほうじ茶に、奥様が大量にお砂糖を入れて飲んでいる姿を見て、びっくり仰天したのを覚えています。
「まさか、ほうじ茶にお砂糖を入れるなんて。ありえない…。」
ほうじ茶にお砂糖を入れて飲んでいる人を見たことがなかったので、ホント驚きました。
「あんなの飲んで大丈夫だろうか?!」って。
だってお茶にお砂糖を入れるなんて、考えたこともありませんでしたから。
だからほうじ茶ラテの存在を聞いたときは、「なんですと?!」と思いました。
砂糖だけでなく、ミルクも入れるなんて!
でも実際に試してみると、結構イケてる味なんですね。
思い込みって怖いです、ホント…。
ほうじ茶ラテがどんなものなのか知らない人は、おうちでも簡単にできるので、ぜひ一度試してみてくださいね。
わたしはお湯を少し足してみましたが、ミルクや豆乳のみで作るのもおいしそうです。
ほうじ茶は少し濃いめに入れた方が、味がしっくりくるかもしれません。
お好みでいろいろ濃さも試してみるといいですね。
まとめ
最近では、「それっておいしいの?」って思うような食べ物や飲み物が、次々と出てきて驚きます。
「うそ、うそ、ぜったい美味しくないはず!」なんて思って、見た目や昔からの価値観で判断してしまうことも多いです。
でも、ちょっと勇気を出して試してみると、意外においしかったりしませんか?(笑)
まだまだ元気に食せるうちは、「流行モノも、一度は試してみるべきだ」と思う今日この頃です。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた