先日東京で一人暮らしを始めた子供から、「電気が消えた!」と連絡がありました。
料理をしている時に、パチッと部屋の電気が全て消えたとか。
「ガスも消えた!」
電気もガスも消えたと言われると、何事かと思ってしまいます。
ただの停電なのか、地震でもあったのか。
よくよく状況を聞いてみると、どうやら停電しているのは 子供の部屋だけ の様子。
隣室の電気も、建物の廊下の電灯もついているとのことでした。
管理人さん不在
「管理人さんのところへ行ってみたけど、いなかった」って。
子供の住んでいる学生会館は、管理人さんは勤務時間が決まっているため、時間外は管理室にはいないのです。
隣接するお部屋に住んでいるので、急用の時は、呼び出しボタンを押して来てもらうことになります。
とはいえ、管理人さんも勤務時間外は、私用で外出していて不在のこともあるわけです。お風呂に入っていたりとか。
それでもこんな時は管理人さん頼りですから、戻ってくるまで待つしかありません。
こういう時に離れていると、子どもだけでなく親もどうしたものかと心配になります。
停電の原因
そしてしばらくすると、「ついた」と連絡がありました。
「ブレーカーがある場所を見つけたから、上げてみたらついた」とのこと。(苦笑)
<ブレーカーが落ちる原因>
ブレーカーが落ちて停電になる原因は、大きくわけて二つありますね。
・電気の使いすぎ
・漏電
ブレーカーには、アンペアブレイカー、漏電ブレイカー、安全ブレイカーがありますが、
どのブレイカーのスイッチが落ちているのか確認すると、停電の原因がわかりやすいかもしれません。
アンペアーブレイカーと安全ブレイカーが落ちるのは、電気の使いすぎが原因のことが多いようです。
電気の使い方を考える
一体何にデンキを使っていたのか尋ねると、「IHコンロで料理をしながら、電子レンジと電気ポットも同時に使っていた。あと扇風機を回していた」とのこと。
ワンルームの小さな部屋なので、キッチン周辺に電源を必要とする家電がひしめいています。
同じ電源から電気をとって、同時に使っていたとしたら、今回のようなことも起こり得るわけです。
火災などの原因にもなるわけですから、気をつけてもらわなくてはなりません。
「同じコンセントからいくつも電気を取らない方がいいよ」と伝えましたが、もともと電源のある箇所が少ないので、電源タップなども使って、電気を取るようなかたちになってしまいます。
一度に使う電気の量を減らすように気を付けるしかありません。
ちなみに、停電前に子供が使っていた家電のだいたいの消費電力は
・IHコンロ 約800~1000W
・電子ポット(1.2ℓ) 約1250W
・電子レンジ 約930W
その他に冷蔵庫や炊飯器なども使っていたら、消費電力も結構なものになりますね。
まとめ
今回の停電の件で、子供も学んだことが一つ増えました。
いきなり停電になったときは、さぞかし恐ろしかったことでしょう。
一人暮らしをしていると、予期せぬ出来事も、自分ひとりで対処しなければなりません。
家にいるときはほどんど親任せな子でしたが、一人暮らしを始めてまだ3か月とはいえ、随分とできることが増えたんじゃないかと思います。
こうやって少しずつ、ホントの大人になっていくのですね。(笑)
まだまだ学びは続きますよ。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた