最近よく目にするのは、「老後は不安」という言葉。
これって、流行ことばなんでしょうか。(笑)
昔は、こういった言葉をあまり聞かなかった気がします。
「定年後は、あれもしたい、これもしよう」と、ワクワクしていた人が、今より多かったように思います。
老いの入口に差し掛かったわたしにとって、「老後は不安」ということばは、あまり聞きたいものではありませんね。
「これから先の道は真っ暗で、いつ落ちるか分からない崖があるんだよ、いいの?」って脅されているような感じ。(苦笑)
「いいの?」って言われても、一本道なんですから進むしかないじゃないですか。(笑)
老後の不安ばかり考えたくない
若い人たちが、老後が不安だからと、早いうちから老後に向けて貯蓄をしている様子を見聞きすると、「偉いな~」と思うのと同時に、「老後のことばかり考えて節約するより、体が動くうちに楽しんでおいた方がいいよ」なんて思ってしまうのです。
「あんたに言われる筋合いはない。余計なおせっかいだ!」と嫌がられそうですね。
「人は人、自分は自分なんだから」って。(笑)
最近は、老後についての不安が書かれているものは、あまり読まないようにしています。
見た瞬間すぐ閉じてしまう。(笑)
だってそればかり考えていたら、思考が現実化してしまいますからね。
反対に、老後についての明るい話は大歓迎。
特に先を行く先輩方が書かれた本は、参考になります。
最近思ったのですけど、50代以上の方が書かれた生き方の本みたいなものには、否定的なことがあまり書かれていないということ。
人生いろいろあるけど、年を重ねるごとに充実した日々を送っている様子なのです。
今よりもっと激動の時代を生き抜いてきた方々もいらっしゃいます。
すべては自分が物事をどうとらえるかなんでしょうね。
だから老後がどうしたこうしたって世間が騒いでいても、あんまり心配しすぎなくていいのじゃないか。
そんな風にわたしは思っています。
外見より内面の老化に注意する
いま読んでいる 50歳から人生を楽しむ人がしていること に、これから始まる人生後半のとっておきの楽しみ方が書かれています。
心の老化が進んでしまうと、人間は急速にやる気を失い、何かやろうとしても億劫に感じたり、やる前から「どうせ、やったところでたかが知れているから」とあきらめモードになってしまうからです。
そうなったら、美容にもエクササイズにも興味がわきません。見た目もどんどん老け込んでいくでしょう。
「老後の不安」のことばかり考えていると、心まで老化を進めてしまうんですね。
怖い、怖い。
わたしは見た目でもすでに老けて見えるようですから、これ以上老化したくないです。
「いつまでも老いない心でいたい」と思うなら、楽しみを探して、ときめくことから始めなければいけません。
最近わたしはバイト探しを始めましたけど、やっぱりね、外へ出てこうやって動き回っていると、なんだかハツラツとしてくる気がするのですよ。
服装にも多少気を遣うので、少しは若く見えるようになったかもしれませんよ。(笑)
いまのところ、わたしにとってはバイト探しが楽しみやときめくことなのかもです。
まとめ
「老後の不安」を並べたら、次から次に出てくるはずです。
でも、先のことなんて、誰にもわかりはしないのです。
これから歩いていく道は、下り坂の崖っぷちとは思わずに、緩やかに上りながら、そのまま天につながっていく。(笑)
そうなることを信じて歩んでいきたいです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた