引っ越しをするとき、周りの環境はとても気になります。
騒々しいところより静かなところの方がいいとか、なるべく駅や交通の便がよいところがいいとかね。
わたし達家族のように、県外から見知らぬ土地に来た人にとっては、知人が近くに住んでいるということも心強いのです。
今住んでいる家は、この知人が近くに住んでいるということが、引っ越しの決め手になりました。
しかし、それだけで安易に引っ越しを決めてはいけないと、住み始めてから思い知ることになるのでした。
知人が近くにいた方が良いのか?
夫の知人家族がお隣に住んでいたのですよ。
引っ越し先を探していたときに、「隣が空いたよ」とタイミングよく声をかけてもらったのでした。
それがなければ、たぶんここには引っ越してはいなかったでしょう。
家賃や間取りは希望通りでしたが、それ以外は、主人もわたしも、とても気に入った物件というわけではなかったからです。
しかも、わたしは最初、この場所に下見に来たとき、「え、ここ…」と、不安に思っていたのですよ。
主人も別の物件の方が気に入っていたのですけど、最終的には、やっぱり何かあったときに、知人がお隣にいると安心だと思ったのです。
でも、実際引っ越してある程度落ち着くと、知人にお世話になることなんて、ほとんどありませんでした。
しかもこのご家族は、わたし達が引っ越してから1年後には、転勤で別の場所へ移ってしまったのです。(苦笑)
こんなところが不便です
実際に住み始めてから、不便だと感じるようになったことがあります。
・騒々しい
繁華街や大通りの近くに住んでいるわけではないのですが、とにかく毎日うるさいです。
何がうるさいかというと、斜め前のお宅の飼い犬の鳴き声。
家の前につながれているのですが、人が通るたびに大声で吠えまくります。人だけでなく、猫や鳥、虫なんかが近くに来ても、もちろん昼夜問わず吠えまくり。
賃貸の借家人だったら、絶対に追い出されているところでしょうが、こちらのお宅は持ち家なので、引っ越しすることはないでしょう。
飼い主さんは、「うちの犬は、積極的な犬だからね~」なんてこともおっしゃっていて、全然おかまいなしなのです。
「近所の番犬として役立っているのだから、多少吠えるのは仕方ない」と思っていらっしゃる様子。
確かに…。人が来ると吠えますから、そういう点では役立っていますが。(苦笑)
下見に行ったときも、かなり吠えられたので、気にはなっていたのですが、その時は、「初対面だから警戒しているのだろう」と思っていました。
まさか何年住んでもこの調子とは、驚きです。
次に越すときは、近所の飼い犬の様子にも注意を払いたいと思っています。
・電線が近くにある
裏窓を開けるとすぐに、電柱が立っているのですよ。
裏の賃貸住宅の一角なのですが、内覧して一番気になったのがこれでした。
電線はうちの方に向いているわけではないのですけど、やはりこういったものが、すぐ家の裏にあるっていうのはいい気分がしませんよね。
夫はそういったことは全く気にならないらしく、この件に関しては相手にしてもらえませんでした。(苦笑)
電磁波が体によくないとかいろいろ言われていますけど、それよりも、見ているだけで感電しそうなのが怖いです。
・西日が当たる
この家は、夏は暑くて、冬はとっても寒いんです。
おまけに日中は、部屋の中にほとんど日光が入りません。
だから一日中、電灯をつけています。
夏場は奥の部屋に、夕方近くなると西日が当たり始めるのですが、この陽射しがとても強くて大変です。
西日が当たりすぎるお部屋は、体力が消耗しやすいとも言われているのが良くわかります。
やっと部屋が明るくなったと思っても、今度は室内が暑くなってしまうので、結局カーテンを閉めて電気をつけなければなりません。
・玄関が通りに面している
玄関開けてすぐが、集合住宅の駐車場になっています。
駐車場を挟んで向かい側にも集合住宅があります。
だから、いつも車や人が行ったり来たりしていて、カーテンを閉めておかないと部屋の中は丸見え状態。
昼夜問わず人気(ひとけ)があるので、何だか落ち着きません。
だいぶ昔は、どこかの会社の社員寮だったらしいです。
環境が運気を左右する?
上に書き出してみたわが家の不満点ですが、なんとこれらは、運気を下げる環境の類に入るとのこと。
やはりそうだったのかって感じでもありがすが…。(苦笑)
実は、わたしはこの家に引っ越す前後、何度も夜中に動悸がして目覚めることがありました。
病院で検査をしてみても異常なし。
そのうち症状はなくなっていったのですけど、もしかしたら「ここに住んではいけない」と、体が教えていたのではないかと思ってしまいます。
最初の直感って、大事なのかもしれません。
家の住み心地だけが理由ではないかもしれませんが、この家に引っ越ししてから、いろんなことが下り坂になっていったのは確かです。
実際に住み始めてからでないとわからないこともたくさんありますが、一度住み始めたら、そうすぐには引っ越しできませんからね。
次に引っ越しするときは、心と体の声にも従いながら、住み心地の良い家をじっくり探そうと思います。
まとめ
とはいえ、この場所で、ここまで何とか無事に暮らすことができたということには感謝しなくてはなりません。
見知らぬ土地で、家族が健康で、元気に暮らせるのだけでも有りがたいことなのです。
何だかんだいっても、あと少しでこの地ともお別れ……のはずですから。(苦笑)
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた