老いた両親が、離れているところに暮らしていると、何かと気になります。
特に入退院のときなど人手が必要なときに、まわりに手助けを頼めるような人がいないと本当に困りますね。
わたしの実家も、老老介護。
持病のある父の世話を、母一人でやっています。
昨年くらいから、父の腰の様態が悪くなったり、足の静脈瘤も痛みだしたりと、動きが鈍くなったうえに、物が持てなくなったため、さらに母に負担が来ているようです。
親戚もみんな歳をとって入退院を繰り返しているので、自分たちの家族のことで精いっぱい。
手助けを頼みずらいのは、どこも同じなんです。
こんなとき、自分が近くに住んでいれば、多少は手伝えることができるのにと、歯がゆい思いが続いています。
父の入院
先週から父がまた1~2週間入院することになりました。
今回も母ひとりで世話をしているわけですが、「退院のときに荷物が多いから、手伝いに来ることはできないか」と話がありました。
普段は遠方に住んでいるわたしに、こんな風に頼ってくることはないので、よほど人手もなくて大変なんだと思います。
できればすぐにでも駆けつけたいところですが、沖縄の家族のこともあり、いま来てと言われて、いますぐに行けないのが悲しいことです。
夫の協力
こういうときに、夫がもう少し協力的だったらといつも思っていました。
自分の親のときは大騒ぎするのに、わたしの親の時は他人事。
なんでこうも違うのかと散々悩んだことがありました。
でも、夫に何か期待するだけ無駄なのです。
親切心とか慈悲の心なんていうものは、人から言われて湧き出てくるものではありません。
わたしの腸が煮えくり返りそうだからといって、夫の態度が変わるわけでもなく、むしろ機嫌が悪くなって面倒なことになるだけです。
夫には期待せず、淡々と自分のできることをできる範囲でやるしかありません。
結婚生活でこのことはしっかりと学びました。(苦笑)
「姑さんや小姑さんが厳しくて、実家にはとても帰れない」なんて知人の話も聞いたことあるし、夫の親と同居で介護もしている人は、こんなときどうするのかなとふと考えてしまいます。
みんな人それぞれ家族の事情があるんです。
わたしはまだいい方かもしれないのですから、文句ばかりも言ってられませんね。
(苦笑)
子どもが頼り
ということで、今回は、東京にいる上の子に手助けを頼むことにしました。
夏休みは沖縄に戻らず、東京でバイトしています。
荷物持ちや、実家のゴミ出しや買い物などの手伝いはできるはずですからね。
車の運転ができればなおのこと良いのですが。
バイトの調整をしてくれるそうで、ホントありがたいことです。
孫が来てくれれば、実家の両親も喜んでくれるはずです。
でも、いつもいつも上の子に手助けを頼めるわけではありません。
母が運転できなくて、車での移動が必要な場合はどうしたらいいのか…。
ネットで少し調べてみたところ、シニア向けの代行サービスがあることがわかりました。
病院への付き添いの他に、外出や買い物のお供、お話し相手までしてくれるんですね。
他にも庭の簡単な手入れや、部屋の掃除、安否確認などなど。
仕事内容にもよりますが、1時間2,000円くらいから利用できるところも多いです。
こういったサービスがあると知っているだけでも、心強いと思います。
高齢者 病院付き添い などで検索してみると、いろいろ出てきましたよ。
まとめ
わが家は、家族だけでは手が回らなくなってきたので、今後はこのようなサービスを利用する機会が増えるかもしれません。
とはいえ、他人に頼み事をするのを嫌がる母が、こういったサービスを快く受け入れてくれるかが問題でもあります。
代行サービスのことを少し話してみたら、「いらない、いらない」と、速攻で言われてしまいましたからね。(苦笑)
現実問題として、避けては通れない遠方に住む親の介護。
まだ先の話だと思っていましたが、そろそろ本格的に情報集めを始めなくてはならない時期に来ているようです。
いろいろと悩みごとは続きますね。
今日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた