夏休みでわが家に滞在中の上の子が、「用事ができた」と言い残して、いきなり下宿先に戻って行きました。
二番目は旅行中、三番目は知人宅に滞在中。
上の子が帰ってしまったことで、我が家はわたしと夫の二人になってしまいました。
いきなり二人はちょっと焦る
一日中三人の子供たちが全員いないというのは、一体いつだったかと考えてみました。
日中はいなくても、夜になると戻ってきますからね。
旅行で誰かがいなくても、誰かは必ず家にいますから。
そうそう、引っ越しの準備で、私と夫だけ沖縄に数日いたことはありましたっけ。
子どもたちはわたしの実家や下宿先で過ごしていました。
でもあのときは、引っ越し作業に忙しくて、夫と二人きりだからどうこう考える暇もありませんでした。
とにかく目の前の荷物を片づけるというやることがたくさんありました。
スイッチが入ると延々と続く話
今回の二人きりは、何でもない日にいきなり訪れたものですから、ちょっとわたしは慌てましたよ。
なぜかというと、夫と二人だけのときに、ときどき 長~い説教話 がはじまるからです。
もうスイッチが入ってしまうと、時には何時間も続くのです。
だいたい生活のことや、子どもの態度なんかについての話が多いのですが、夫の 理想像と現実がどれほどかけはなれているか の話が延々と続きます。
かけ離れているから具体的にどうしたいというわけでもなく、わたしが意見を言っても「そうじゃない」と否定され、黙っていると「何か言うことないの」と聞いてくる。
結局、延々と話しながらも何の結論にも至らず終わることがほとんどです。
数年前までは、この説教話が始まると、「わたしがちゃんとしていないからダメなんだ」と自己嫌悪に陥って悩み続けたこともありました。
関連記事⇒夫源病?それってわたしのことかも
それが最近はもう、「あ~また始まったか。今これやろうとしてたけど、今日はできないだろうから明日やろう」みないな感じで軽くこなせるようになりました。
そんな自分に「よしよし、あなたは大人になったね」と誉めてあげたりしてますよ。
(^o^)
夫は 自分の偉大さをアピールしたい ときがあるようです。
演説したくなるときが。(苦笑)
そういうことなんだろうなと理解しはじめたのは、つい最近のことです。
そうなのだと思いながら聞いていると、以前よりは気持ちが楽になりましたよ。
やりたいことがあると人は変わる
ということで、今回もこの長~いお話が始まるのかと思いきや、意外にも今のところ何も起こっていません。
)^o^(
今夫はリビングに自作の棚やテーブルを作ろうとしているのですが、そのことで頭がいっぱいで、他のことは気にならない様子。
引っ越しして感謝していることがたくさんありますが、夫の 趣味の日曜大工 をする場所があることもその一つです。
以前の所は集合住宅で作業場所なんてありませんでしたからね。
それと、植木なども日当たりのよい場所に置くスペースもできて、庭いじりの好きな夫には、それもちょっとした日々の楽しみになっているようです。
人って自分のやりたいことができる場所があると、こんなにも変わる ものなのですね。
こんなことならもっともっと早くに引っ越ししておけばよかったのにね。
夫婦ふたりの過ごし方
今回のように、子どもが全員家から出て行ってしまう日は、もうそう遠くないでしょう。
そうなると、夫と一日中ふたりきりで過ごす時間も今以上に多くなります。
なんとなく場が悪いような状況になったときは、子どもがクッションになって救われたみたいなこともありましたけど、これからはそうもいかなくなりますからね。
そんなときどうすればいいのか。
やはり 好きなことができる場所を多く持つ のが良いのです。
わたしじゃなくて、夫 が。
夫が何かに夢中になって、それを楽しんでくれているのが一番です。
もちろん、わたしも何か好きなことを見つけて楽しみたいですが、夫が不機嫌だとそれもままならないですからね。
まとめ
わたしたち夫婦は、共通の趣味みたいなものは少ないので、たぶん老後はそれぞれで好きなことを楽しむ時間が増えるのではないかと思います。
夫はアウトドア系、わたしはインドア系。
「亭主元気で留守がいい」なんてCMのフレーズが昔々流行りましたね。
これ考えた人すごいよね。
一文ですべてを表しているような。
いろいろな意味合いが込められているのだと思いますが、老後も夫は元気で活動的に過ごしてくれる のが、妻にとっては一番うれしいことかもと、ふと思いましたとさ。
(^u^)
今日もお読み頂きありがとうございました。
ではまた