東京に引っ越ししてからもうすぐ一年になります。
本当に月日のたつのは早いものですね。
去年の今頃は、まだ沖縄にいたなんて信じられないくらいです。
引っ越しの荷物をゆうパックでせっせと実家や新居に送っていたのが、つい昨日のことのようでもあります。
懐かしさを全く感じない
沖縄には約14年住んでいました。
東京に引っ越ししてから、いつかまた沖縄に行ってみたいとか、沖縄の知人に会いに行きたいとか、全くそういったことを感じません。
不思議ですね、あんなに長く住んでいたのに。
日本なのに日本でないような独特の文化や風習のある沖縄。
沖縄の人たちって本当に人情味が深くて、良い人が多かったです。
とはいえ、いつもどこかで見えないバリアのようなものを感じていました。
地縁、血縁のようなものがとても強くてね。
よそ者は絶対に入り込めないような、地元の人しか知ることのできない、暗黙の了解の何かがあるような、長く住めば住むほど、そういったものを感じましたよ。
わたしたち家族は、うまくあの文化や風習に溶け込むことはできませんでしたが、県外から来て長く住んでいる人もたくさんいたし、人それぞれ住み心地の感じ方は違うのでしょうけど…。
住む環境が人を変える
いまのわたし達家族は、東京での暮らしが本当に快適で、ここに引っ越ししてこられて本当に良かったと感謝、感謝の毎日です。
何より、夫の新しい知人関係の人たちが、夫と気が合う人が多くて、なんともうれしいことです。
以前のように家でイライラしたり、怒鳴り散らしたりすることがメッキり少なくなりました。
わが家は夫の言動次第で、家の中の雰囲気が左右されることが多いですから、夫が平穏でいてくれるのはありがたいことです。
知人の人たちとの会合に参加する機会も増えて、家以外に夫の居場所ができたのも良かったのかもしれません。
まわりの環境や付き合う人が変わると、こんなに人って変わるんだな。
夫を見ていて本当にそう思います。
わたし自身の日々の生活は、沖縄にいた頃と大して変わりませんが、それでも以前よりは外へ出かける機会が増えました。
会いたい人リストに書いておいた人たちの半数以上は、去年のうちに会うことができました。
「ちょっとランチでも行かない?」って気軽に誘える学生時代の友人が何人も近くに住んでいるのがうれしいことです。
まとめ
あの時、思い切って家族で引っ越しを決めてよかった。
大病を患った人が、大きな手術を終えて、どんどん回復に向かっている
そんな風に感じている今日この頃です。